トレードスタイルは主に4つあり、手法はざっくり2種類に分類することができます。
トレードのスタイルと手法を把握し、自分に合ったトレードをしていきましょう。
相場分析の手法
まず最初に相場分析をする手法は大きく分けて2種類あります。
- ファンダメンタルズ分析
- テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析
株や為替、仮想通貨の価格は経済状況や政治、戦争や災害など様々な理由でも大きく変動します。
経済指標や金融政策等の状況を分析してトレードする手法がファンダメンタルズ分析になります。
ファンダメンタルズ分析は様々な要素を情報収集し分析するため、初心者には少し難易度が高いです。
また、全ての情報が正確とは限らず、その情報が正確でも必ず相場が予想通りに動くとは限りません。
テクニカル分析
テクニカル分析とは過去の値動きをチャートからトレンドやパターンを分析し、将来の値動きを予想する方法です。
テクニカル分析は経済的知識がない初心者でも視覚的に相場の動きを把握することができます。
しかし、ファンダメンタルズ分析同様で必ずしも分析した通りに相場が動くとは限りません。
テクニカル分析はあくまで予想の的中率を高めるためのツールであることを意識しておきましょう。
トレードスタイル
トレードスタイルは以下の4種類があります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- ポジショントレード
スキャルピング
スキャルピングは数秒から数分という超短期でのトレードスタイルで、1日に数回トレードを繰り返すことで効率的に利益を上げることができます。
値動きの変動が少ないレンジ相場でも利益を増やすことが可能ですが、何度もトレードするためその分取引手数料がかかってしまいます。
また、細かい値動きに対応したトレードをしなければならないので、チャートに張り付く必要があり、副業としてトレードする場合にはスキャルピングは不向きです。
デイトレード
デイトレードは数十分から1日の間で行うトレードスタイルで、その日のうちに1回のエントリーで大きく利益を狙います。
スキャルピングよりもポジションの保有時間は長いですが、デイトレードもチャートに張り付く必要があるため、副業として行う場合には不向きと言えます。
スイングトレード
スイングトレードは数日~1週間の間で行うトレードスタイルです。
スキャルピングやデイトレードに比べてポジションの保有期間が長く、1度のエントリーで狙える利益幅が大きくなります。
また、チャートを常に確認する必要がないため、副業向きのトレードスタイルです。
しかし、その反面損失が大きくなる可能性もあるため、事前に利確と損切りの注文も入れておくことで損失を最小限に抑えることができます。
ポジショントレード
ポジショントレードは1週間~数年の期間で行うトレードスタイルです。
トレードスタイルの中で最もポジション保有期間が長く、狙える利益幅も最も大きくなります。
1度のエントリーで長期間保有するのでしっかりとした分析が必要になり、初心者には難易度が高いトレードスタイルです。
まとめ
トレードの分析手法は2種類
・ファンダメンタルズ分析
・テクニカル分析
トレードスタイルは4種類
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・ポジショントレード