XMのデメリット
稼ぐほど税金が高くなる
XMをはじめ、海外FXにおける1番のデメリットは税金です。
国内FXの場合は税率一律20%に対し、海外FXは稼ぐほど税金が多くなる累進課税。
さらに税制度も総合課税なので、会社で給料をもらっている場合は給料とトレード利益の合計額に対し税金がかかります。
国内FX | 海外FX | |
税制度 | 申告分離課税 | 総合課税 |
税率 | 一律20% | 累進課税 |
ただ、累進課税は所得金額が330万円以下だと税率は20%となっており、国内FXと同じ税率になります。
また、海外FXは総合課税ですので国内FXどちらが税金が安くなるかは個人の所得によっても変わってきます。
年間収益 | 所得税 | 住民税 | 控除額 |
195万以下 | 5% | 10% | 0円 |
195万超-330万以下 | 10% | 10% | 97,500円 |
330万超-695万以下 | 20% | 10% | 42,7500円 |
695万超-900万以下 | 30% | 10% | 636,000円 |
900万超-1800万以下 | 33% | 10% | 1,536,000円 |
1,800万超-4,000万以下 | 40% | 10% | 2,796,000円 |
4,000万超 | 45% | 10% | 4,796,000円 |
損失繰越ができない
XMをはじめ、海外FXは損失繰越ができません。
例えば1年目に10万円の損失、2年目に20万利益を出した場合。
国内FXは1年目の-10万を2年目の20万円で相殺した10万円が課税の対象となります。
なお、損失繰越は最長3年までです。
それに対し、海外FXは1年目の損失は相殺されず2年目の20万円が課税対象になります。
そのため、多く利益を出した年に課税対象となる金額は国内FXと比べ高くなる場合があります。
スプレッドが広い
XMをはじめ海外FXはスプレッドが国内FXと比べて広いです。
国内FXと比べてXMは1pips以上広くなっています。
例えばUSD/JPYの通貨ペアは国内FXだと平均0.1-1.0pips前後。
しかし、XMは2-4pips前後と国内FXに比べてかなり広いスプレッドになっています。
通貨ペア/スプレッド | 国内FX | XM |
USD/JPY | 0.1-1.0pips | 2.0-4.0pips |
EUR/JPY | 0.3-2.0pips | 3.0-5.0pips |
GBP/JPY | 0.6-4.0pips | 6.0-8.0pips |
※上記表はあくまで目安の数値です。また、スプレッドは変動するため上記表の範囲で数値が収まるわけではありません。
口座が強制的に休眠される
XMでは90日間口座を利用(取引、入出金)しないと強制的に休眠口座にされてしまいます。
なので、休眠口座にしないためには90日以内に入出金を行うかトレードする必要があります。
また、90日間入出金とトレードを行なっておらず口座残高がある場合は、口座維持手数料として毎月5ドル(約500円)引かれてしまいます。
今後XMを利用する予定がなく、口座に残高がある場合は全額出金しておきましょう。
まとめ
税率が高い
損失繰越ができない
スプレッドが広い
一定期間利用しないと口座が休眠する