今日はあなたと一緒に知識を増やしていこうと思います!
トレーダーなら知っておきたい!
ニクソンショックとは?
上記についてお話ししていきたいと思います
ニクソンショックとは・・・
米国のニクソン大統領が今までの「固定相場制」→「変動相場制」の経済政策に変更。
世界経済や為替相場に与えた衝撃のことを言います。
1973年までは金とドルを固定レートで交換する、固定相場制が変動相場制へと変わったのです。
今回は変動相場制に「なぜそうなったのか?」という知識をつけていただきたいと思います。
歴史を知ることで、相場への理解と世界情勢から相場を予測する事ができる様になるでしょう。
なぜなら相場は世界の経済を表しています。
すなわち、、、
ファンダメンタル分析で有利のトレードができる様になる
>>>>ファンダメンタル分析とは?
では詳しく見ていきましょう。
ニクソンショックとは
ニクソンショックとは、
米国のニクソン大統領が「ドルと金の交換を停止する」と言って、
世界経済や為替相場に与えた衝撃のこと。
1971年にニクソンショック後、固定相場制から変動相場制へと変わりました。
この背景には米国の経済問題、ベトナム戦争や財政貿易赤字など米国の資金が無く疲れ切っていた状態だったからです。
米国の状況を変えるには、今まで固定相場制を変動相場制にすることだったのです。
元々固定相場制では金とドルが交換されていました。
当時、世界一の経済力を誇っていた米国は求められれば必ずドルと金を交換していました。
1オンス=35ドル 1オンス=約28g
だいたい約3500円相当(※今だと) wiki引用
ドルを世界通貨の中心として各国の為替相場が固定化されていたのです。
今までは米国がお金の立て替えを保証していました。
ニクソンショックとは当時の世界経済が関係していた
しかし1970年代というのはあなたも知っての通り色々な経済問題や戦争などが起きた時代です。
それにより米国は財政難や赤字貿易の拡大によって金の準備量をはるかに超える大量のドルが海外に出て行ってしまいました。
米国はドルと金の交換を完全に保証することが出来なくなってしまったのです。
そのためニクソン大統領が「ドルと金の交換を停止する」という政策を発表したんです。
米国は、、、
保証が出来ないから価値に対して相応の値段をつける変動相場制へ
ニクソンショック前の金ドル本位制
固定相場制の金ドル本位制はなぜ始まったのか?
それは以前世界に影響力があったイギリスが初めて採用したのです。
あなたも知っての通り金と銀はお金の役割をしていました。
世界通貨の金と銀・・・
- 希少で保存性に優れている
- 世界共通の価値を持つ金が通貨価値の基準となる
その後イギリスから始まった産業革命によって世界貿易が徐々に拡大していきます。
ドイツ、フランス、日本、ロシアも金本位制に移行しました。
世界各国の主要国が金本位制に移行したため、国際通貨制度は事実上金本位制となったのです。
その後世界対戦が終わり、戦後の国際通貨について話し合われ金ドル本位制へと変わったのです。
ドルがもっとも信頼度が高く世界中の貿易の決済に使われる基準通貨になったのです。
これが固定相場制となります。
ニクソンショック後、変動相場制で値段が上下していく
その後ドルは価値を上げ下げしていきます。
- 1970年代には激しいインフレの時代 (第1次オイルショック&アフガン侵攻 )
- 1980年代はインフレ沈静化の時代
- 1990年代は米国の強い経済とドルの一局体制
この1990年代でドルの価値は右肩上がりになります。
要因としては、IT分野の技術革新やIT関連事業の増大や旺盛な設備投資や個人消費の拡大などです。
アメリカ経済の右肩上がりの10年が到来しました。
>>>>アメリカ1990年代のの経済
この10年でドルに上手く投資をした方は多くの結果を得ることが出来たでしょう。
現在で例えるなら、中国やインドの様な右肩上がりの国をみて世界の主要各国の動も見ていればあなたに有利に働くのです。
まとめ
ニクソンショックとは固定相場制から変動相場制になって世界が驚いたこと!
そして変動相場制だから投資で結果がでる!
トレードで結果が出るのは変動相場制だからです。
そうなった背景には、世界的情勢が関わっています。
ファンダメンタル分析で今の世界経済はどうなっているのか?を予測する様にしましょう。
あなたが見てる相場の情報収拾は必ずしましょう。
トレードや投資は、有利な条件、時、場所でやるから結果が出るのです。
今回が、あなたの世界を見る目が変わる”きっかけ”になればと思います。
次回はもっとあなたに良い情報をお届けします!楽しみにしていてください!
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